スイスの中心ルツェルンにあるアトリエでは、クロノスイスは先進的なデザイン理念と共に時計製造の伝統を再定義し、常に新しいタイムピースを送り出し続けています。クロノスイスのブランド理念である "モダン・メカニカル "は、妥協のないクラフツマンシップと革新的な時計製造へのコミットメントを意味しています。創業40周年記念の傑作であるデルフィス・オラクルは、我々のポリシーを凝縮し結晶化したタイムピース。ユニークなデザインと細部にまでこだわった複雑な装飾や機構で創り上げられるデルフィス・オラクルは、我々の誇りでもあり他社が容易には追随できない職人による手作業のギョーシェ装飾彫りとファイヤー・エナメル加工によって具現化しています。
職人による手彫りのギョーシェ模様:受け継がれる至高の技術
16世紀に始まったギョーシェ彫りは、金属などの素材に複雑なパターン模様を彫り込んでいく芸術作品。クロノスイスの文字盤に施されたギョーシェ装飾は、100年以上前の機械を使い、熟練した職人の技術と細部への細心の注意を必要としてつくりあげられます。
デルフィス・オラクルのギョーシェ彫りはさらに高度な技術が用いられています。18Kゴールドの三日月形のパーツは湾曲したカーブ面を有しており、この曲面にハンドギョーシェを施すことにより、かつてない複雑で高度な技術レベルを実現しています。熟練した金細工職人によって湾曲面に施された手彫りのギョーシェは、文字盤に立体的な要素を加えています。
ファイヤー・エナメル: モダンデザインの美学を引き立てる古代技法
古代エジプトをルーツとするファイヤー・エナメルは、粉末状のガラスを金属に融着させ、しばしばカラフルなガラス質のコーティングを施す技法です。ファイヤー・エナメルの工程は非常に繊細な作業で、職人による最高の精度と技術が要求されます。
デルフィス・オラクルは息をのむような湾曲面へのエナメル加工で、この古くから伝わる至高の匠の技を披露しています。文字盤上の湾曲したゴールドの三日月は、7層の半透明のブルーエナメルが重ねられ、最下層のギョーシェ彫り模様を美しく際立たせています。エナメルの表面を磨き上げることで、文字盤の鮮やかな色合いと光の煌めきがさらに際立ちます。
デルフィス・オラクル :技術の融合
デルフィス・オラクルは、伝統的なクラフツマンシップと最先端技術が見事に融合した限定50本のモデル。職人の手作業によるギョーシェ彫りとファイヤー・エナメルのユニークな組み合わせは、時計製造の伝統を守りながら、現代的なデザイン美学を取り入れるという私たちの姿勢を示しています。
この時計の心臓部には、デジタル・ジャンピングアワー、レトログラード・ミニッツ、独立したスモールセコンド表示を駆動するクロノスイスの新しいマニュファクチュール・ムーブメントが搭載されています。特徴的なジュネーブ・カットを施したルテニウム仕上げのムーブメントからは、クロノスイスのタイムピースに込められた機械技術の粋を垣間見ることができます。
再定義されたクラフトマンシップ
ルツェルンのアトリエにおけるクラフツマンシップは、時計製造のすべての工程を決定するクロノスイスの哲学でもあります。最初のデザインスケッチから仕上げに至るまで、私たちのタイムピースには、イノベーション、クラフツマンシップ、そして比類ない品質へのこだわりが凝縮されています。デルフィス・オラクルは手作業によるギョーシェ彫りとファイヤー・エナメルの鮮やかな融合により、クロノスイスのタイムピース1本1本に施された卓越した芸術性を称えています。